大佐のたわごとブログ

目標週3以上更新。8時までに更新がなければお休みです(笑)。短文中心でお互いに発見があるような内容を書いていきたいです。

『怪盗ルパン』読書感想

 今日も読書感想です。モーリス・ルブランの『怪盗ルパン』を読みました。皆さんご存じ国民的アニメ『ルパン三世』の元ネタといっていいやつです(笑)。

 全部読むつもりでスタートしたけど、全体の進捗半分ぐらいで断念しました。なんで断念したのかとか、感想とか書いていきます。

 基本的に筆者はミステリーとかホラーとか娯楽色の強い話は好みません。どちらかというと教訓色が強い話が好きです。本作は娯楽色の強い作品だなと思いました。

 『ルパン三世』のルパンの人格はほぼ本作から来ていると言って良く、女好き、変装の名人、神出鬼没、頭脳明晰など、ほぼほぼルパン三世の原型といっていいでしょう。

 

 これ凄いのは後のシリーズでシャーロック・ホームズと対決する話もあるんです。さらに凄いのは原作者コナン・ドイルに許可取らずにやっているんです。酷い話(笑)。

 おまけにホームズをまぬけに書いたためドイル本人から苦情まで来たとのこと。なんちゅうことをしているんだか…。嘘だと思う人はウィキペディアを見てください(笑)。
 アニメの話ですが、時を超えてルパン対名探偵コナンが実現しましたね(笑)。放映決定時に原作ファンは少しニッコリしたのだと思います。

 

 個人的にはミステリーとかホラーを愛好する人向けの作品かなと思います。もっと自分は教訓になるような話が好みですね。