今日も読書感想です。O・ヘンリーの『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』です。
基本的にタイトルで分かると思いますが、短編集です。僕のペースで5分~15分で一つの話が読めるぐらいの小話が沢山収録されています。以下感想です。
第一の感想はロマンスものが多いこと。恋愛沙汰を中心、あるいは変化点とする作品が多く、当てはまらないことが少ないと思うレベルです。
第二に作者がかなりの教養人であることが伺えます。ただ、短編なので深い掘り下げなどはあまりなく、凄く良いこというな!と思うところは多くはありませんでした。
結論からいうと、途中で断念しました。1つ1つの話の出来は悪くないです。しかし、鋭い名言みたいなものはあまり登場しないかなとは思いました。
ボリュームが少ないことが欠点かと思います。もうちょい深く掘り下げた話があっても良かったのでは?と思いました。おおよそ半分ぐらい読みました。
表題になっている2作品もとびぬけて面白いかと言われるとそうでもなく(全体の出来が良いため)、なぜこの2つを選んだのかわからなかったです。
悪くはないです。短編だとイソップ童話みたいな教訓色の強い話の方が好きですね。本作はちょっとロマンス寄りすぎるとも思いました。すいません。合わなかったです。